構図確保とは
今日もまた性懲りもなくXpro2を首からぶらさげ街を彷徨ってみた。
Photogenicな瞬間はまさに一瞬だ。突然訪れる。
元気のいい野球BOYZがこちらに向かってランニングしてきたのだ。
元気ハツラツとしたその笑顔をシューティングしたかったのだが、
「写真撮ってよい?」
この一言が言えなかった。
このご時世、無言でカメラを向ければすぐに不審者扱いされる時代だ。
”メーデーメーデー30代のヘルメットをかぶった首からXpro2をぶら下げた不審者がうろうろしています登下校時用心しましょう”
そんな情報が流れてしまったら敬愛する富士フィルムに申し訳ない。
富士フィルムの名誉のためにもそんなことはできない。
だから、鏡を見ながら、
勇気を出せなかった私の心の内を悟ったかのように、野球BOYZたちは爽快なランニングを止め、ウォーキングに切り替えた。後悔①
そして、この後、私はこの日二回目の後悔を味わうことになろうとは、思いもしなかったのだ。
最近は構図に関する本を読み、構図の勉強している。
勉強している事をいちいち言うところが自分の人間性の小ささを表しているが許して欲しい。
すると、これは!?というPhotogenicな瞬間が訪れた。
こういう写真が撮れる!と思ったのだ。
・・・・。もはや言葉は必要ない。聴く耳もない。
言い訳をさせて頂けるのなら、せめて歩道から下に写る紅白のめでたい標識体は不要だった。トリミング?いや、トリミングには頼りたくないのだ。頼ったところでどうにもならないだろう。
後悔間もなくすぐにまたチャンスがきた!老夫婦が仲睦まじくこの道を歩いてきたのだ!
これは間違えられない!
そしてカメラを構えてその時を待った。
これがその時撮った一枚だ。
なんと、事もあろうにこの仲睦まじい老夫婦はこのモニュメントの裏側を歩いたのだ。
あまりの驚きにシャッターを押す事を忘れていた。
”カッッ・・シャー・・・。”
不思議にもシャッター音がスローに聴こえた、不思議だった。
いろいろな反省点が残ったが、今日はこの辺にしておこうと思う。
写真は数学だ。
おまけ↓
駐車する時は線内に収めたいものだ。私の車じゃないよ。😄
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